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病院案内

病院の基本情報院長挨拶

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厳しかった寒さも漸く終わりを告げ、春を感じられる陽気が心地よい時期となりました。入学式や入職式など、新しい生活を迎える方やご家族が多くおられることと存じます。

さて、北九州市立八幡病院は2019年に地方独立行政法人に移行し、今年度で7年目を迎えます。設立時から、病院全体で目標としてきた24時間365日、公立病院としての当院の使命であります政策医療の3本柱、救命救急医療、小児救急医療、災害医療支援を中心に地域医療に邁進して参りました。新型コロナ感染症やマイコプラズマ肺炎など様々な細菌やウイルスを原因とした感染症治療のみならず、外傷や腹膜炎などの急性腹症など時期を逸すると大変なことになると考えられる緊急患者の方々を多く引き受けてきました。一方で、医師の働き方改革や物価上昇、人口動態の変化など医療を取り巻く環境の変化は目まぐるしく、周辺では閉院、縮小を選択した医療機関も少なくありません。医師の確保やその他の医療従事者の勤務環境の改善に加え、電子化促進、効率化など、まだまだやらなければならないことが山積しております。また、昨年秋に近隣から総合病院が八幡西区に移転され、地元の要望が思ったよりも増大しています。とりわけ、救急受け入れ時のベッドの確保や専門医の不在などにより、地域の皆様にはご迷惑をおかけすることも多々ある状況です。

しかしながら、八幡病院は、地域医療支援病院として医師会、歯科医師会、薬剤師会、そのほかの医療、介護関係者、消防、警察などの多くの機関の皆様と密に連携を深めてまいりとともに、地域医療の充実に今までにも増して奮闘中です。働きかた改革で、職員の健康に留意しながらも、地域住民の皆様が安心していつでも受診できる病院になるよう継続して努力して参ります。地域の皆様に対して質の高い医療を提供するべく、病院職員全員が同じ志を持つオール八幡となって、地域の皆様のご支援をいただきながら運営させていただきます。本年度もよろしくお願いいたします。

 

 

令和74月1日      独立行政法人 北九州市立病院機構

                北九州市立八幡病院 病院長 岡本 好司

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