当科は「24時間365日 子どもたちの"安全・安心"を守ること」を使命として、
昭和53年に当院が救命救急センターを併設して以降、総合診療の一環としての小児救急医療の実践に務めてまいりました。
内科系、外科系の区別なく、小児危急疾患に対しては初療から小児科医が積極的に関わり、総合的な視野で子ども達に対応する体制が、当院の特徴です。
また、母子関係、親子関係を重視し、家族ぐるみで闘病できる支援体制づくりに力を入れています。
小児救急医療の本質は、軽症疾患を軽んぜず、重症化させないことです。当科では
100人の軽症者に紛れた1人の重症者を見逃さず、適切かつ迅速な対応を行ってまいります。
私たちの理念に共感していただいた小児科医が一人でも多く当院に集まっていただけること、そして志高い小児救急医を1人でも多く輩出していくことを目標に掲げ、これからも地域の子ども達や地域医療に貢献するため、質の高い小児救命救急医療の確立に努めてまいります。