月曜日~金曜日の午前中(9:00~11:30)に診療を行っております。
(担当医 月曜日・水曜日:今福、火曜日・木曜日・金曜日:井上)
受付は、初診の方は11:00、再診の方は11:30までに済ませてください。
待ち時間短縮のため、予約の方を優先して診察いたします。予約がない場合でも必ず診察を行いますが待ち時間が長くなることもございます。可能でしたら予約をお取りください。
初めての受診の際に紹介状がない場合には、別途料金(病院の規定による)がかかりますのでご了承ください。
当院では妊娠健診を行っておりますが、分娩は取り扱っておりません。分娩予定日が近づいた時点で、連携病院やご希望のクリニックをご紹介いたします。
診療のご案内(婦人科)[PDF]
※当科、診療のご案内は上記よりご覧いただけます。
思春期や性成熟期女性の月経不順や過多月経、月経困難症の診断と治療、ならびに更年期、老年期女性の健康管理を行っています。
月経不順には将来の健康に悪影響を及ぼす疾患が隠れている可能性があるため早めに原因検索を行い、適切な治療を行うことが大切です。過多月経、月経困難症では子宮筋腫や子宮内膜症がその原因となっていることがあり、手術や薬物療法での治療が必要な場合もあります。
10代から40代前半に月経がまれであったり、止まったりする場合は早発卵巣不全(早発閉経)の可能性があります。原因がはっきりしないことが多いのですが、白血病、小児がん、乳がんなどのその他のがん、膠原病などで化学療法(抗癌剤)や放射線療法を受けた女性にみられることがあります。早期の卵巣機能低下は将来の健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。きちんと女性ホルモン補充を行うことが大切です。
更年期以降の女性には様々な体調の変化がおこります。女性ホルモン補充療法はその症状の一部を改善させる効果があります。他にも症状に合わせて漢方療法などを組み合わせて治療を行うことができます。また骨粗しょう症の診断と治療および予防なども併せて行っています。
妊娠はするものの流産や死産を繰り返し生児が得られない状態を不育症といいます。
当科では系統的に不育症のリスク因子を検査し、判明したリスクに対して最適な治療を行っています。これまでのデータから最終的に約85%の方が無事に出産することができています。あきらめずにぜひ一度当科へご相談ください。
また当科では一般的な不妊治療を行っています。(体外受精・胚移植などの生殖補助医療は行っておりません)原因不明不妊や子宮内膜症が疑われる方に対する不妊症検査としての腹腔鏡検査も行うことができます。
妊娠のしやすさには女性の年齢が大きく関連します。35歳以上で1年以上妊娠しない方は積極的に病院を受診することをお勧めします。
性同一性障害と診断された方を対象に、診療ガイドラインに沿ってホルモン療法を行っています。当科ではトランス女性およびトランス男性いづれに対してもホルモン療法を行うことができます。
まだGIDの診断を受けていない方には、診断を行っている施設(GID学会認定の性同一性障害に関するメンタルヘルス専門職の所属施設)を紹介することができます。
まずは婦人科まで相談ください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染により子宮頸部異形成や子宮頸癌が発症することが分かっています。子宮頸部異形成のなかでも高度異形成は前癌病変と考えられ、円錐切除術による治療が勧められます。円錐切除術はその後の妊娠において流早産のリスクが少し上昇することが知られていますが、当科では円錐切除術以外にも病変を切除しないレーザー蒸散も行っています。ただし適応は慎重に決定しますので担当医にご相談ください。
専門分野 | 産婦人科一般、生殖内分泌、不育症、女性医学、性同一性障害 |
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コメント | 平成7年 長崎大学医学部卒 |
専門分野 | 産婦人科一般 |
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学会関係 |
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コメント | 平成15年 広島大学医学部卒 |