八幡病院精神科では広く精神科一般の病気を診ています。妄想や幻覚で苦しんでいる人や気持ちが落ち込んで苦しんでいる人から、職場の悩みを抱えて体調不良に悩む人、夜眠れなくて困っている人など、症状やその程度は様々です。一口に精神科の病気といってもひとりひとり症状も治療法も違ってきますから、その人に一番良い治療法を目指しています。
もの忘れが気になる人は当科での心理検査と放射線科の画像検査で認知症の検査をし、早期に認知症の診断・治療ができるよう努めています。下記に新しい認知症の画像診断を紹介しています。また外来患者さんだけでなく、当病院に入院中の他科患者さんの心のケアにもあたっています。なお当院には精神科の病床はありませんので、入院が必要な場合は他の精神科病院を紹介しています。
以上午前中の精神科外来と午後からの他科入院患者さんの精神面のケア(コンサルテーション・リエゾン精神医学)が主な業務としています。
月曜日~金曜日
受付時間:8:00~11:00
新患・再来とも予約制ではありません。
専門分野 | 統合失調症 |
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学会関係 |
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コメント | 平成2年 久留米大学卒 |
放射線科で行う新しいMRI検査です。早期アルツハイマー病では、脳萎縮が海馬で著明であるため、脳全体と海馬の萎縮の程度を一定値(ボクセル値)へ変換した後、健常人のデータベースと対照として解析することで、海馬領域が特に傷害されているかを判定します。これまでの核医学検査を用いた方法と違いMRI検査にて比較的手軽に出来るようになりました。早期アルツハイマー型認知症の診断に威力を発揮しています。また、診断後 早期治療も可能になりました。
VSRAD検査:内側側頭部(海馬、扁桃、嗅内野の大部分)の萎縮の形態画像情報を解析し、診断支援情報に変換するシステムです。
放射線科で行う新しい核医学検査(123Iイオフルパン)です。これまでの交感神経機能検査と違い、直接脳の交感神経機能の情報を得られます。この検査の対象となる病気は認知症疾患です。パーキンソン症候群、レビー小体方型認知症における黒質線条体ドパミン神経の脱落の有無を調べることができます。それによってアルツハイマー病などの別の認知症との鑑別が可能になります。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |||
外来 | 外来患者延べ数 | (名) | 3,113 | 2,933 | 2,829 |
初診患者数 | (名) | 121 | 125 | 132 | |
再診患者数 | (名) | 2,992 | 2,808 | 2,697 | |
1日平均外来患者数 | (名) | 12.8 | 12.2 | 11.6 | |
入院 | 新入院患者数 | (名) | ー | ー | ー |
退院患者数 | (名) | ー | ー | ー | |
入院患者延べ数 | (名) | ー | ー | ー | |
1日平均在院患者数 | (名) | ー | ー | ー | |
平均在院日数 | (日) | ー | ー | ー | |
紹介 | 紹介率 | (%) | 52.8 | 51.6 | 56.9 |
逆紹介率 | (%) | 47.9 | 34.6 | 39.2 |