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診療案内

小児外科

当科の紹介

 当院は、特色の一つに小児救急・小児総合医療センターを掲げています。そのため、北九州市のみならず近隣の市町村を含めた北九州医療圏の小児医療を担っている施設と言っても過言ではありません。そのため外傷や急性期疾患、虐待など、外科的処置の必要な子ども達が大勢運ばれてきます。小児科医のみならず脳神経外科、形成外科、整形外科、泌尿器科と手を合わせて合同で診療に当たることが必要になります。その中で小児外科は、腹部や胸部の疾患に対応できるように心がけています。

当科の特徴

 現在常勤の小児外科医は1人のため、他科の様に"小児外科"独立で診療に当たることは困難であり、小児科医と一緒に診断・診療を行い、成人外科医とグループになって手術を行っているのが現状です。また小児外科は2019年12月北九州市立八幡病院が新病院に移転するに当たり、正式に標榜できるようになりました。さらに日本小児外科学会教育関連施設に認定されているため、大学へ手術応援を依頼することで高度先進医療手術を提供できる状況にあると考えています。小児外科を目指したいという若手医師の研鑽の場になれるよう、また研修医が小児外科に少しでも興味を持ってもらえる場になるようにする責務があると思います。一方、当院が現在産科を休診しているためにNICUが併設されていません。そのためにどうしても新生児疾患に関しては、他の総合病院の小児外科に頼らざるを得ない状況が続いており、今後の課題として捉えていく必要があります。

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