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診療支援部

放射線技術課業務内容

業務内容

一般撮影検査

一般的に「レントゲン撮影」として親しまれている一般撮影検査では、X線を用いて胸部、腹部、四肢の骨など全身の検査を行います。
当院では、一般診療用の3室に加えて救急用の撮影室を1室備えており、急な検査にも迅速に対応できる体制を整えています。すべての撮影室にFPD(フラットパネルディテクタ)を採用しており、高画質な画像を提供できるうえ、撮影後すぐに画像を確認できるため、患者様の検査時間や待ち時間の短縮にもつながっています。
また、骨粗鬆症の診断に欠かせない腰椎・大腿骨の骨塩定量装置、歯科診療に用いるパノラマ・デンタル撮影装置、病棟内での撮影を可能にする回診用X線装置(4台)など、多様なニーズに対応できる設備を整えています。

マンモグラフィ検査

当院では、乳がんの早期発見に役立つマンモグラフィ装置を使用しています。
従来のマンモグラフィ撮影に加え、乳房を立体的に撮影するトモシンセシス(3Dマンモグラフィ)にも対応しており、乳腺の重なりによる見えにくさを軽減できるため、より詳細な画像で診断精度の向上が期待できます。
検査は女性技師が担当いたしますので、安心して受診していただけます。

北九州市乳がん検診について
当院は北九州市乳がん検診の実施医療機関です。
市の乳がん検診では、マンモグラフィ(2D)撮影のみを行っています。

精密検査について
検診とは別に、通常の診療で行う精密検査では、必要に応じてトモシンセシス(3Dマンモグラフィ)を用いた撮影も行っています。

 

マンモグラフィ検査

CT検査

当院では、256列/512スライスCT装置と64CT装置の2台を導入しています。いずれの装置も高速撮影が可能で、小児や高齢者、救急患者など、さまざまな症例に対応しています。
特に256列/512スライスCT装置は、1回転0.28秒で160mmの範囲を撮影できるため、動きによるブレが少なく、より詳細な画像情報を短時間で取得できます。この特性は、小児救急時の頭部・体幹部CT検査や心臓CT検査など、動きの多い検査において非常に有用です。
さらに、この装置ではデュアルエナジー撮影が可能で、通常のCTでは困難な物質の識別や判別が行えます。これにより、より的確な治療方針の決定に貢献しています。

Philips社製 Brilliance iCT SP 5秒間の息止めで撮影できる範囲

また、3次元画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」を活用し、CT画像から3D画像を作成することも可能です。これらの3D画像は診断に役立つだけでなく、手術支援としてシミュレーションや術中ナビゲーションにも活用されています。

MRI検査

MRIは強力な磁場を利用して体内の情報を画像化する検査で、放射線による被ばくがありません。脳神経疾患、脊椎疾患、関節疾患をはじめ、腹部・骨盤領域まで幅広い部位の診断において高い能力を発揮します。
当院では1.5T(テスラ)のSiemens HealthineersMRI装置を導入し、AI再構成技術を搭載しています。これにより、高精細な画像と検査時間の短縮を両立し、患者さんの負担を軽減した検査を提供しています。さらに、短いトンネル設計、広い開口径、静音化技術を組み合わせることで、閉所が不安な方や小児の患者さんにも負担の少ない検査環境を整えています。
また、地域医療機関からの検査依頼にも積極的に対応し、高精細なMRI画像を迅速に提供することで、紹介元医療機関との連携を大切にした検査体制を整えています。

MRI検査1

MRI検査2 MRI検査3

MRI検査4

心臓血管造影検査(心カテ)

当院では、心臓カテーテル検査やステントを用いたカテーテル治療に対応する、心臓・血管領域に特化した血管撮影装置を導入しています。
本装置は、1回の撮影で2方向から同時に撮影できる"バイプレーン"方式を採用しており、検査時間の短縮や造影剤使用量の低減に役立ちます。
また、カテーテル治療を安全かつ正確に行うための支援機能を備えており、高精度な治療の実施に貢献します。さらに、患者さんの被ばく線量を抑えるためのテクノロジーも搭載しています。

心カテ室2.jpg

HOR:Hybrid Operation Room(ハイブリッド手術室)

ハイブリッド手術室は、血管造影装置とCT装置を同一室内に備えた高度な手術室です。
手術中にCT検査や血管造影をその場で行うことができ、画像を確認しながら治療を進められるため、より安全で正確な治療が可能になります。
手術室間の移動が不要となることで、患者さんの負担軽減や治療時間の短縮にもつながり、効率的な治療環境を整えています。

X線透視検査(X線TV)

当院では、X線透視装置を2台体制で運用し、さまざまな検査に対応しています。呼吸器の検査をはじめ、食道・胃・大腸などの消化管検査、整形外科領域における骨折や脱臼の整復など、幅広い診療に活用しています。
また、臓器の形や動きを詳しく調べる検査(例:嚥下機能の評価など)にも用いられています。
X線透視検査は適応範囲が広く、超音波検査や内視鏡検査と組み合わせて行うこともあります。検査と同時に治療を行うことが可能で、診断から治療まで一連の流れを効率的に進めることができます。

X線透視検査(X線TV)

TV2.JPG

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)

当院では、尿路結石の治療に体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)を使用しています。体外から衝撃波と呼ばれるエネルギーを結石に向けて照射し、筋肉や臓器を傷つけることなく、結石のみを細かく砕くことができます。
結石の位置を正確に捉えるためにX線透視を用いており、より安全で確実な治療が可能です。破砕された結石は、尿とともに自然に体外へ排出されます。

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)

RI検査・治療(核医学)

 RI検査は、微量の放射線物質が含まれた薬剤を体内に投与し、体内から出てくる微弱な放射線を専用のガンマカメラという装置で画像化します。
 血流や代謝などの機能変化を画像として評価できる点が大きな特長であり、疾病の診断、病期や予後の確認、治療効果判定などに有用な情報が得られます。
 当院ではGE社製の「NM830」を導入しています。

当院RI部門における検査・治療

・骨シンチグラフィ
全身の骨の状態を調べる検査です。原発性、転移性の骨腫瘍や骨髄炎、骨壊死などが対象です。

・脳血流シンチグラフィ
脳の血流状態を評価します。認知症やモヤモヤ病、虚血性脳血管障害などが対象です。

・心筋シンチグラフィ
心臓の筋肉への血流や心機能の評価を行います。心筋梗塞や心不全の診断、治療評価が対象です。

・ゾーフィゴ治療
骨に転移のある去勢抵抗性前立腺がんを対象とした治療です。骨に転移したがん細胞を、放射線を使って治療します。

他にも甲状腺や腎、副腎、腫瘍や炎症にフォーカスしたシンチグラフィなど、様々な部位や病気に対応しています。

RI検査・治療(核医学)

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