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診療案内

小児神経内科

診療科について

 当科では、主に小児てんかんなどの発作性疾患、筋ジストロフィーなどの筋疾患、脳炎・脳症などの神経感染症の治療を担当します。年間300件近い当院への小児救急搬送事例で最も多いけいれん症状では、てんかん発作の初回けいれんである症例も多くあり、当院では、紹介患者を含め、年間50〜60名の新規てんかん患者を診ています。てんかん診療における地域の基幹病院を目指し、今後、遺伝子診断、ケトン食治療、てんかん外科への移行などにも取り組む予定です。
 昨今では、発達遅滞や学習障害などの発達障害、手厚いケアを必要とする小児の在宅支援などにも力を入れています。中でも、発達障害を抱える患者さんの生活を支えるため、当科では産業医科大学病院様と合同カンファランスを実施し、より効果的な治療の確立を目指しています。
 また、当科には、先天代謝異常を得意とする臨床遺伝専門医資格を持つ医師も在籍しており、神経疾患のみならず、あらゆる遺伝性疾患の診断及び治療、カウンセリングが可能であるほか、脊髄性筋萎縮症へのスピンラザ治療に続き、ゾルゲンスマ治療も行う準備もございますので、新規の治療薬のご相談にも対応可能です。
 小児神経専門医認定施設として、豊富な症例数に基づく治療と小児専門医の育成に全力で取り組んでまいります。

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