本院は、「私たちは、24時間、質の高い医療を提供し、皆様に、安心、信頼、満足していただける病院を目指します」を基本理念とし、北九州市と近郊地域の基幹病院として一般診療を行うと共に、救命救急センター、小児救急センターを併設して、1次から3次までの成人、小児救急医療を担当している。また、教育面においても、27学会の認定医(専門医)教育病院、医学部臨床実習病院、看護科臨地実習病院、救急救命士実地研修病院として、医師、医学生、看護師、救命救急士の指導、育成にも力を注いでいる。
以上のことから、本院における臨床研修プログラムは、救急や総合診療において、豊富な症例と経験豊かな指導医を備えるなど充実した内容となっている。
医師は、病める人の尊厳を守り、医療の提供と公衆衛生の向上に寄与する職業の重大性を深く認識し、医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)及び医師としての使命の遂行に必要な資質・能力を身に着ける必要がある。
本プログラムを通して、医師としての基盤形成の段階にある研修医に、基本的価値観を自らのものとし、基本的診療業務ができるレベルの資質・能力を習得させる。
基幹型臨床研修病院
所在地:福岡県北九州市八幡東区尾倉二丁目6番2号
TEL:093-662-6565 FAX:093-662-1796
病院長:岡本 好司
協力型臨床研修病院
所在地:福岡県北九州市八幡西区里中三丁目12番12号
TEL:093-691-3344 FAX:093-603-7213
病院長:吉住 昭
研修実施責任者:藤岡 耕太郎
所在地:福岡県北九州市小倉北区馬借二丁目1番1号
TEL:093-541-1831 FAX:093-533-8693
病院長:中野 徹
研修実施責任者:西原 一善
所在地:福岡県北九州市小倉北区大手町15番1号
TEL:093-592-5511 FAX:093-592-5231
病院長:吉野 興一郎
研修実施責任者:三宅 亮
臨床研修協力型施設
所在地:北九州市八幡東区中央三丁目8番28号
TEL:093-671-2151 FAX:093-682-0668
病院長:小田 桂士
実施責任者:小田 桂士
所在地:北九州市八幡東区大蔵三丁目2番1号
TEL:093-652-5210 FAX:093-662-5250
病院長:小野 隆生
研修実施責任者:小野 隆生
必修科目
研修期間は2年間とする。研修目標については、厚生労働省の到達目標に準じるものとする。
必修科目は、内科(循環器内科を含む。24週間)、小児科(4週週間)、外科(4週間)、精神科(4週間)、救急科(12週間、4週間を麻酔科としても可)、産婦人科(4週間)、地域医療(4週間)、一般外来(4週間)
1年次には内科及び救急科を研修し、2年次には地域医療を研修する。
その他の必修科目についは1年次と2年次に、2科目以上を合計8週間以上研修する。残りの期間は、希望する必修科目及び自由選択科目の中から選択できる。
なお、一般外来については、他の研修科目と同時に研修を行う。
自由選択科目(必修科目、選択必修科目に加えて)
1年次に内科、救急科、2年次に地域医療を必修とした上で、研修医の希望に合わせた柔軟な研修スケジュールを設定する。
※地域医療は、中央町おだクリニック、たつのおとしごクリニックで4週間研修
※精神科は八幡厚生病院で、産婦人科は北九州市立医療センターで、病理診断科は健和会大手町病院で研修する。
※2年次の選択科の時期は、受け入れ科の調整が可能であれば変更することができる。
※選択必修科、自由選択科は、4週間を最小単位とし、原則4週間以上で設定する。
北九州市立八幡病院臨床研修管理委員会(以下「研修管理委員会」という。)により、研修プログラムの管理、研修計画の実施、研修医の指導、管理及び評価、指導医の評価、研修プログラムの評価、研修医の公募計画及び研修病院間の調整など、本研修プログラムの管理運営を行う。
同一の研修医を2年間を通じて責任をもって指導するため指導医をおく。
指導医は、研修医の研修病院における該当科目を指導する医師で、7年以上の臨床経験を有し研修管理委員会が適切と認めた医師があたる。
指導医は、研修プログラム責任者等と協議しつつ、研修医を指導する。なお、各科指導医の氏名は別途記載する。
研修医は、PG-EPOC(オンライン卒後臨床研修評価システム)により自己の研修内容を記録・評価するとともに、経験した症例について、所定の様式により入院病歴要約、手術要約等を作成する。
各科設定した臨床研修項目につき、研修医の自己評価、指導医評価を行う。
ローテートごとに各科研修指導責任者又は指導医並びに医師以外の医療職が、到達目標の達成度を「研修医評価票」を用いて評価し、研修管理委員会で保管する。
到達目標の達成度について、プログラム責任者又は研修管理委員会委員による研修医に対する形成的評価を、年2回以上行う。
研修医及び各科研修指導責任者又は指導医は、厚生労働省の示す「臨床研修の目標、方略及び評価」の「Ⅰ 到達目標」に記載された個々の項目について、研修医が実際にどの程度履修したか、EPOCを活用して随時記録を行う。
各科研修指導責任者及び指導医は、評価結果を研修医にも知らせ、研修医及び指導スタッフ間で評価を共有し、より効果的な研修へつなげる。
各科研修指導責任者は、基本研修終了時点で、研修プログラム責任者と協議の上、研修医に履修が不十分な基本研修科目があるとした場合は、当該科目について再度研修を行う。
研修医の研修期間の終了に際し、プログラム責任者は、研修管理委員会に対して研修医ごとの臨床研修の目標の達成状況を、厚生労働省の示す「臨床研修の目標の達成度判定票(様式21)」を用いて報告し、その報告に基づき、研修管理委員会は研修の修了認定の可否についての評価を行う。
院長は、研修管理委員会が行った評価を受けて研修終了証の交付を行う。
研修医は、全研修プログラム研修終了後、指導医及び研修した診療科の評価を行う。その結果は、指導医及び各診療科にフィードバックされる。
研修管理委員会は、研修プログラム(研修施設、研修体制、指導体制等)が効果的かつ効率的に行われているかを定期的(年1回)に自己点検・評価し、その結果を公開する。
参照 初期臨床研修募集要項
〒805-8534 福岡県北九州市八幡東区尾倉二丁目6番2号
北九州市立八幡病院 事務局経営企画課 初期臨床研修担当
椎山(しいやま)
TEL:093-662-6565(内線)7454
FAX:093-662-1796
E-MAIL:byou-yahata-jimukyoku@kitakyu-cho.jp