患者さんの意見・要望を把握し、医療サービスの向上など今後の病院づくりに役立てるため、外来受診された患者さんにご協力いただき、満足度のアンケート調査を実施いたしましたので、その集計結果についてご報告いたします。
実施時期 | 2018年10月15日(月曜日)~19日(金曜日) |
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調査対象 | 実施時期に来院された初診・再診外来患者さん 300人 |
調査概要 | 院内設備、接遇、診療、待ち時間について31項目を5段階評価 (大変満足5点、やや満足4点、普通3点、やや不満2点、不満1点) で無記名アンケートを実施 |
回答数 | 253件(回収率84.3%) |
総合評価点数 | 初診:75.8点(昨年比-4.3点) 再診:74.1点(昨年比-5.7点) |
(初診、再診の各項目のポイント合計から評価ごとに按分したもの)
接遇や診療の満足度について、約7割の患者さんから「大変満足」、「やや満足」の評価をいただき、高い評価を得ていることがわかります。しかしながら、待ち時間については患者さんの満足度が低く、改善が必要であるといった調査結果となりました。また、個別の自由意見においても、待ち時間に関するご意見を数多くいただきました。
待ち時間については、採血待ちの患者さんに対する専用の番号札による管理や診察予約時間の分散等、短縮に向けて、これまでも改善を図ってきたところですが、現状は外来患者さんの数が多く、それに比例して、待ち時間が長くなっています。
今後について、接遇や診療といった高い評価をいただいている項目については、これまで通り、スタッフ一人ひとりが鋭意努力していきます。また、待ち時間の短縮に向けて、これまで以上に、計算事務等の迅速化や地域の医療機関の皆さまへの逆紹介の推進などに努めていきたいと考えております。
外来委員会では、今後もこのアンケート調査の結果やご意見を踏まえ、患者さん視点で課題を見つめ、医療サービス向上のための検討を重ねていきたいと考えています。
最後になりましたが、ご協力いただきました皆さま方に心から御礼申し上げます。
外来委員会委員長 大野 裕樹