脳神経外科は2001年4月に開設され、脳腫瘍・脳卒中を中心に小児脳神経外科、機能外科など幅広く脳神経疾患に対し診療を行っています。我々は、機能温存を重視し、最新の術中支援システムを駆使した安全で確実な脳神経外科治療に取り組んでいます。さらに患者さん一人一人に対して科学的根拠に基づく最適な医療を目指しています。
脳神経外科では最新の画像システムを導入し、脳、血管、神経など様々な情報を加味した 三次元の融合画像を作成し、詳細な術前検討を行っています。手術で用いる顕微鏡システムも更新し、腫瘍、血管に対し術中蛍光診断を行なうことができます。さらに機能温存を目的とした電気生理学的モニタリングを確立し、必要な症例に対してはナビゲーションシステムを利用した手術を行っています(上図)。常に安全、確実な治療を追い求め、患者さん一人一人にとって最適な医療を目指しています。
なお、当院は、日本脳卒中学会一次脳卒中センターとして認定を受けています。