糖尿病、内分泌疾患、肥満症、骨粗鬆症など
「肥満」とは脂肪組織が過剰に蓄積した状態です。
「肥満」に関連する健康障害を合併している状態を、「肥満症」と言います。
「肥満症」は、健康障害を改善するために減量治療が必要です。
「肥満症」の治療には、食事療法、運動療法、手術療法、薬物療法があります。
当院は、ウゴービⓇによる治療が行える施設です。
2024年2月に、約30年ぶりに「肥満症」の薬物療法として、ウゴービⓇ(GLP-1受容体作動薬:セマグルチド)が発売されました。
当院は、「最適使用推進ガイドライン セマグルチド(遺伝子組換え)」(令和5年11月厚生労働省)を遵守し、ウゴービⓇによる治療を行います。
適正使用の観点から、下記の要件を満たす患者様で、治療を御希望される方は、当院への受診をご検討ください。
高血圧症、脂質異常症、2型糖尿病のなかで1つ以上の疾患に罹患しており、食事療法、運動療法にても改善せず、当院で薬物療法が行われている患者さんで、さらに以下のいずれかに該当できる場合です。
※肥満に関連する健康障害
(1) 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
(2) 脂質異常症
(3) 高血圧
(4) 高尿酸血症・痛風
(5) 冠動脈疾患
(6) 脳梗塞
(7) 非アルコール性脂肪性肝疾患
(8) 月経異常・不妊
(9) 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
(10) 運動器疾患
(11) 肥満関連腎臓