小児医療は多くの専門分野をカバーすることが求められ、一方そのスタッフの数は限られています。当科は政令指定都市の市立病院小児科として、どの分野においても日本の標準治療以上の医療を提供 できるように各医師の資質を高め、また守備範囲も広げられるよう研鑽をつみ、診療の質の向上に努めています。
また、市民のための病院であるという基本理念のもと、さまざまな依頼に応えるべく努力しています。当科専門分野の中で最も重要な柱は新生児部門です。当院は総合周産期母子医療センターの指定を受けており、産科・小児外科とともに、地域の周産期医療の中核としての任務を果たせるように 取り組んでいます。
小児科は、子どもに関するすべての疾患に対応する必要があります。 診断がついていればそれに対して得意な病院にアクセスするのがよいのですが、その前段階ではどこに相談したらいいのかわからないといったことが多いのではないでしょうか。当院の経験豊かなベテラン小児科医らはこのような困ったときの窓口として、きっとお役にたてると思います。また、特に得意な分野として、感染症、腎臓、アレルギーに専門医を配置しています。
当院では、小児がん専門病院と連携し患者さんへの情報提供、各専門病院へ紹介を行っております。
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