病院情報病院情報の公表
令和3年度 DPC指標(厚生労働省DPC評価分科会による病院情報の公表)
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
はじめに
臨床指標とは、医療の質を具体的な数値で示し、客観的に評価することを可能としたものです。
指標を分析し、経年変化をみていくことによって、必要により改善等を行い、医療の質の向上に生かしていきたいと考えています。
また、地域の皆様に当院の特徴や現在の急性期医療について、より理解を深めていただくことを目的とし、指標を公表しておりますが、必ずしも病院間の医療の質の差を表すものではありません。
全体の集計方法と定義
- 当院の入院診療請求はDPC制度を導入しております。DPC制度とは、急性期入院医療を対象とした包括評価制度のことです。入院について医療資源を最も投入した傷病名、手術・処置等の組み合わせにより「診断群分類」が決まり、1日の包括点数が定められています。
DPC指標はこのDPC制度に基づいた入院のデータから算出しています。
- 令和3年度(令和3年4月1日から令和4年3月31日)までに退院された患者さんが対象です。
- 医療保険を使用された患者さんのみを対象とし、自動車賠償責任保険や労災保険、移植医療、自費等は含めません。
- 平均年齢は、最初の入院日時点の年齢を基準としています。
- 「転院率」は転院症例数/全退院数として算出しています。(DPC対象患者のみ)
- 臨床指数(DPC指標)は、メディカル・データ・ビジョン株式会社の開発ツール「わたしの病院指標」を使用し、作成しています。
- 患者数が10件未満の症例は、規定により"-(ハイフン)"を記入しております。

DPC分析について(補足)
DPC対象病院は、厚生労働省が実施する「DPC調査」に参加し、DPCデータを提出することが求められています。厚生労働省では集められたDPCデータを分析し、DPC制度の継続的な見直しが実施されています。下記ページではDPCデータの集計結果を参照することができます。
厚生労働省「DPC導入の影響評価に係る調査」[外部リンク]
また、下記ページではDPCデータを使用した全国の統計を参照することができます。
病院情報局「DPC全国統計」[外部リンク]