手術総数 779例
主な内訳は脊椎手術が350例(脊椎内視鏡下手術が326例)、肩肘関節鏡手術が81例、人工関節置換術が133例(肩19、股55、膝59)、その他外傷となります。
当院では、最適な治療を患者さんに提供するために、病気の特性を研究し、診断法、治療法の改善に努めています。
患者さんの生活習慣や検査結果、疾病への治療の効果などの情報を集め、これを詳しく調べて医療の改善につながる新たな知見を発見する研究を「観察研究」といいます。
その一つとして、整形外科では、現在腱板断裂や変形性肩関節症や肩関節周囲炎等の肩痛を有する患者さんを対象として、os acromiale(肩峰の骨化核の先天性癒合不全:肩の骨である肩甲骨の一部、肩峰と呼ばれる部分に生まれつき形の異常がある・本来胎内での成長過程でくっつくべきであった骨がくっつかずにわかれたまま残存している状態)に関する「観察研究」を行っています。