カテゴリ:お知らせ
公開日:2020年01月01日
地方独立行政法人北九州市立病院機構
理事長 中西 洋一
令和元年も明けました。皆様、おめでとうございます。
北九州市立病院機構の令和元年を流行りの一文字で表すとすれば、やはり「独」ということになるでしょう。独立行政法人になったことで独立独歩―自由度が高まりました。優れた人材の積極雇用、新鋭医療機器の積極導入、柔軟な運営を進めることが可能になりました。医療センターにおけるロボット手術機器、ダヴィンチの導入もその1例です。八幡病院も昨年、念願の新築が叶い、清浄な環境の下、最新鋭の医療設備を使って医療に励んでいます。
しかし、孤独ではありません。医療センター、八幡病院、看護専門学校が3本の矢として、お互いの長所を活かした体制を築きます。独立行政法人になったとはいえ、公的病院としての役割は果たさねばなりません。医療センターでは、感染症、周産期医療、がん医療を担い、市立八幡病院では、救急医療、災害医療、小児医療を担いつつ、連携を深めて参ります。同時に、両病院の連携の下に、看護師の卵達の教育も更に充実させ、優秀な看護師を育成していきます。
独善は避けるべきです。情報の透明化と広報活動の活性化を図り、市民の皆様の声を聴き、その声を積極的に運営に活かしていきたいと思います。今年は、様々な場所から情報を発信していきたいと思います。独立行政法人になったとはいえ、北九州市立病院機構は、これからも北九州市民の財産です。これまで以上に、信頼され、愛される存在になるよう、精一杯努力して参りたいと思います。是非、市民の皆様の声を聴かせて下さい。
2020年元旦