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令和6年 新年のご挨拶

カテゴリ:お知らせ,医療機関向け,患者様向け
公開日:2024年01月01日

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  謹んで新春をお祝い申し上げます。

  皆様には、よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。また、旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

  北九州市立八幡病院は、救命救急センター、小児救急・小児総合医療センターを中心に地域医療支援病院として、24時間365日、質の高い医療を提供するべく、病院職員がオール八幡となって、地域の皆様のご支援をいただきながら運営させていただいております。

  昨年は、世界中を脅かした新型コロナ感染症が感染症法上の2類から5類へと類下げとなり、新型コロナ感染症を診療しつつ、通常の診療も並行して行うといった難しい病院運営を続けて参りました。さらには、インフルエンザの猛威も重なり、患者の増加と共に職員の健康管理、感染管理に神経をすり減らす状況でした。この状況は、今後も継続されることでしょうし、社会生活がコロナ禍前に戻って活発化している今、工事現場や交通事故などの外傷患者も増えてきています。救急車の搬送受け入れ数は、令和3年、4年、5年と右肩上がりに増加しており、これらの対応にさらなる工夫や努力が必要となることも今年の目標です。

  小児救急診療においても、徐々に患者数はコロナ禍前に戻って来ており、特に当院においては北九州市全体の時間外診療患者数の約54%、深夜帯に限っては約62%もの患者が受診されておられます。令和64月からは、医師の働き方改革が始まります。行政や医師会、市民の皆様と今後の北九州市の小児医療の在り方についても前向きな思い切った制度改革が避けられない状況であることを、現場から発信して良い方向へと着陸できるようにしていきたいと考えています。

  八幡病院は、24時間365日、公立病院としての当院の使命であります政策医療の3本柱、救命救急医療、小児救急医療、災害医療支援に対応し続けます。さらには、地域医療支援病院として医師会、歯科医師会、薬剤師会、そのほかの医療、介護関係者の皆様と密に連携を深めてまいります。地域住民の皆様が安心していつでも受診できる病院になるよう努力して参ります。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

令和6年1月1日  北九州市立病院機構 北九州市立八幡病院 病院長 岡本 好司

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