令和元年度北九州市立八幡病院指標

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	3804	758	143	102	186	229	454	818	719	250

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎　手術・処置等２なし	590	7.94	5.73	0.68	2.14
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病なし	562	7.77	6.19	0.71	1.62
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	342	8.15	5.69	0.29	3.24
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし	306	6.08	5.39	0.00	4.67
040100xxxxx00x	喘息　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	264	8.15	6.64	0.38	3.97

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
インフルエンザ、ＲＳウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどのウイルス性や細菌性の気管支炎、肺炎、細気管支炎の気道感染や、ノロやロタなどのウイルス性胃腸炎が上位を占めます。症状の程度によっては入院加療を行っています。
また、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も多く、急性期は一般診察医が行い、必要であれば各診療科に紹介し治療を行っています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病なし	89	2.40	2.63	2.25	69.02
060150xx03xxxx	虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	50	6.06	5.45	0.00	19.38
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	38	8.11	4.85	0.00	69.92
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし	36	8.86	7.65	2.78	64.86
060150xx02xxxx	虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等	29	7.28	9.79	0.00	18.79

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
診断群分類では、消化器内視鏡検査、治療はほぼ当科で行っており例数が多い。
急性期疾患の急性虫垂炎が多く救命救急センターを併設する特色である。
鼠径ヘルニアを腹腔鏡下に行っており例数が多い。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	71	31.63	25.94	73.24	83.41
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病なし	61	23.31	19.40	73.77	79.18
160760xx97xxxx	前腕の骨折　手術あり	52	8.38	5.54	1.92	39.58
160740xx01xx0x	肘関節周辺の骨折・脱臼　骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等　定義副傷病なし	30	5.40	5.59	0.00	10.53
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	27	29.78	23.56	11.11	73.85

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
外傷の患者さんが多く、高齢者の脆弱性骨折(大腿骨近位部骨折、椎体骨折、橈骨遠位端骨折)や小児の上肢骨折（前腕、肘関節）が上位を占めています。

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	59	23.64	20.84	25.42	84.95
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし　85歳未満	25	13.64	13.72	0.00	66.64
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし　A-DROP スコア2	19	19.89	15.17	21.05	84.63
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	15	17.40	13.61	6.67	74.27
040100xxxxx00x	喘息　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	13	13.85	6.64	0.00	53.46

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
救急患者及び新型コロナウイルス感染症の入院受け入れも行っており、呼吸器疾患が多くなっています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140140xxxxxxxx	口蓋・口唇先天性疾患	72	9.28	9.23	0.00	7.36
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１なし	54	4.17	4.67	0.00	37.15
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	32	3.41	5.26	0.00	20.06
080010xxxx0xxx	膿皮症　手術・処置等１なし	19	17.00	12.55	15.79	62.32
161000x199x0xx	熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷（Burn Index10未満）　手術なし　手術・処置等２なし	11	12.55	12.36	0.00	11.91

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
当院の特色として、口唇裂・口蓋裂等の先天異常を多く扱っています。
また、救急病院であるため顔面の外傷、骨折が多くなっています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx99000x	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	42	29.05	17.71	26.19	83.33
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	24	2.92	3.01	0.00	65.75
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１,２あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	14	4.43	4.40	0.00	73.79
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１なし、１,３あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	13	11.92	10.80	7.69	81.46
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　手術・処置等１なし、１あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	12	6.92	5.34	8.33	80.75

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
令和元年12月からは人員不足のため、カテーテル検査及び治療は施行不能になっています。
そのため虚血性心疾患症例（狭心症もしくは心筋梗塞）の入院数が減少し、心不全入院が最も多くなっています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx97xx0x	上部尿路疾患　その他の手術あり　定義副傷病なし	16	6.00	7.38	0.00	65.19
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり　定義副傷病なし	15	2.93	2.49	0.00	72.47
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病なし	14	11.79	12.58	7.14	59.14
110070xx0200xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	12	7.17	7.07	0.00	72.17
11012xxx020x0x	上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	10	7.80	5.61	0.00	50.50

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
緊急入院・処置を要する尿路性器感染症が例年通り多い傾向です。
尿路悪性腫瘍や尿管結石に対する手術治療を積極的に施行しています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２２あり　定義副傷病なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	19	22.00	16.16	42.11	76.58
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	14	8.29	7.10	0.00	49.57
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	11	15.55	9.67	9.09	73
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	10	8.40	7.34	10.00	65.9
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	18.81	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
当院は、脳卒中、頭部外傷、てんかんなどの脳神経外科救急疾患が主体です。外傷や脳血管障害は高齢者が多く、転院を必要とする傾向があります。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	109	3.66	2.78	0.00	76.65
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症　手術あり　手術・処置等２なし　片眼	-	-	7.29	-	-
020200xx9710xx	黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	-	-	6.71	-	-
020180xx97x0x1	糖尿病性増殖性網膜症　手術あり　手術・処置等２なし　両眼	-	-	12.73	-	-
020200xx9700xx	黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	-	-	6.29	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
水晶体再建術は１泊２日～３泊４日の入院です。
眼内レンズ脱臼、眼内レンズ二次移植の手術、糖尿病網膜症、網膜前膜などの硝子体手術は約１週間の入院です。
前日入院にて手術を行っていますが、全身疾患がない方は、当日入院、逆に内科的コントロールが必要な方は数日前に入院となります。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	22	9.45	7.80	0.00	12.55
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし	10	7.00	5.45	0.00	40.80
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	-	-	5.01	-	-
030430xx97xxxx	滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞　手術あり	-	-	3.16	-	-
030240xx01xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　扁桃周囲膿瘍切開術等	-	-	7.76	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
当院の特色として小児疾患、とくに口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大に対して手術を行っているので、その入院が最も多くなっています。
次いで若年成人の急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍での入院治療が挙げられます。他にも、小児科・形成外科と連携して鼓膜チューブ挿入術を行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.00	-	-
080010xxxx0xxx	膿皮症　手術・処置等１なし	-	-	12.55	-	-
080090xxxxxxxx	紅斑症	-	-	10.05	-	-
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１なし	-	-	4.01	-	-
080100xxxx0xxx	薬疹、中毒疹　手術・処置等１なし	-	-	10.81	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
膿皮症、中毒疹、帯状疱疹と様々な症例に対応しています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２なし	-	-	3.13	-	-
120140xxxxxxxx	流産	-	-	2.51	-	-
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等	-	-	9.71	-	-
120110xx99xx0x	子宮・子宮附属器の炎症性疾患　手術なし　定義副傷病なし	-	-	8.09	-	-
160970xxxx0xxx	生殖器損傷　手術・処置等１なし	-	-	4.83	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。
・「転院率」は、転院患者数／全退院数で計算しています。

【解説】
子宮頸部異形成、流産の治療を主として行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	16	-	-	1	8
大腸癌	-	14	-	36	-	20	1	8
乳癌	-	-	-	16		-	1	8
肺癌	-	-	-	19	-	-	1	8
肝癌	-	-	-	-		36	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	16	10.75	47.81
中等症	61	18.48	78.66
重症	18	23.17	82.67
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	59	28.31	74.86	50.77
その他	-	-	-	-

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	92	0.43	1.57	2.17	70.05
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	53	4.40	8.40	9.43	62.21
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	50	0.40	4.66	0.00	19.38
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	42	1.19	4.79	0.00	53.83
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	30	1.00	10.80	0.00	71.03

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。

【解説】
消化器内視鏡検査、治療を当科でほぼ行っており、ポリープ切除は数が多い。
急性期疾患が多く、中でも虫垂炎は例数が多い。
地域の特色もありそうですが、胆石が多く例数も多くなっています。
鼠径ヘルニアでは腹腔鏡で行っており例数が多いです。
肝臓癌症例が増加しており、手術以外のカテーテル治療も行っておりこれも増加しています。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0051	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）	34	0.71	1.91	0.00	18.03
K333	鼻骨骨折整復固定術	29	0.59	1.28	0.00	19.69
K4073ｲ	顎・口蓋裂形成手術（顎裂を伴う）（片側）	28	1.79	6.86	0.00	7.57
K347-2	変形外鼻手術	14	1.36	6.86	0.00	15.64
K0061	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満）	13	0.54	2.69	7.69	27.77

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。

【解説】
当院は救急病院であるため顔面骨の骨折の整復手術が多くなっています。
また、口唇裂や口蓋裂といった先天異常の手術も多く扱っています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）等	70	1.53	19.20	50.00	59.81
K0462	骨折観血的手術（前腕）等	44	2.25	19.30	11.36	47.91
K0821	人工関節置換術（膝）等	38	1.26	29.16	10.53	72.87
K0811	人工骨頭挿入術（股）	23	3.04	26.09	69.57	85.13
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕）等	21	0.90	2.10	0.00	32.52

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。

【解説】
外傷に対する手術（観血的手術とその抜釘術、人工骨頭置換）が中心です。新病院はクリーンルームが新設され、人工関節置換術が増加しています。また、手の外科専門医による手術も増えています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	108	0.98	1.69	0.00	76.76
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	-	-	-	-	-
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	-	-	-	-	-
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-
K2762	網膜光凝固術（その他特殊）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
水晶体再建術は１泊２日～３泊４日の入院です。
眼内レンズ脱臼、眼内レンズ二次移植の手術、糖尿病網膜症、網膜前膜などの硝子体手術は約１週間の入院です。
前日入院を原則としていますが、全身疾患がない方は当日入院、逆に内科的コントロールが必要な方は数日前に入院となります。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	24	1.54	6.00	8.33	69.25
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	17	3.12	5.59	5.88	73.35
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	10	3.20	6.40	0.00	58.4
K836	停留精巣固定術	-	-	-	-	-
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
閉塞性腎盂腎炎に対する緊急尿管ステント留置が例年通り多い傾向です。
尿路結石に対する手術治療も増加しています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7151	腸重積症整復術（非観血的）等	41	0.00	2.15	0.00	1.44
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	-	-	-	-	-
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	-	-	-	-	-
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
当科では腸重積は放射線暴露のリスクがある透視下診断及び治療は行わず、放射線暴露のリスクのないエコー下診断及び治療を行っています。
その他外科手術が必要な疾患も最初に小児科医が診察し、必要であれば各診療科に紹介し治療を行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	17	3.24	7.59	5.88	81.06
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	14	5.00	7.79	7.14	77.71
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	13	0.92	8.62	7.69	74.54
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	-	-	-	-	-
K597-2	ペースメーカー交換術	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
令和元年12月からは人員不足のため、カテーテル検査及び治療は施行不能になっています。
そのため心不全症例が主体となり、高齢者心不全の対応としてペースメーカー植え込み術の適応数も増えています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	13	0.31	17.38	23.08	80.31
K1742	水頭症手術（シャント手術）	-	-	-	-	-
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	-	-	-	-	-
K145	穿頭脳室ドレナージ術	-	-	-	-	-
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
当科は、救急搬送された脳卒中や頭部外傷の緊急手術が中心です。高齢で重症の方が多い傾向です。

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K386	気管切開術	-	-	-	-	-
K508-3	気管支熱形成術	-	-	-	-	-
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K0461	骨折観血的手術（大腿）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
消化器内科常勤医が不在となり、消化管内視鏡の手術・手技が減っています。
重症気管支喘息に対する気管支熱形成術を最近開始し、徐々に症例が増えてきているところです。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	19	1.74	7.00	0.00	17.47
K370	アデノイド切除術	-	-	-	-	-
K309	鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術	-	-	-	-	-
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	-	-	-	-	-
K2992	小耳症手術（耳介挙上）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
小児及び年小者の扁桃摘出手術が最も多く、次いで幼小児の鼓膜チューブ挿入術を主に全身麻酔で行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K867	子宮頸部（腟部）切除術	-	-	-	-	-
K867-3	子宮頸部摘出術（腟部切断術を含む）	-	-	-	-	-
K9091ﾛ	流産手術（妊娠１１週まで）（その他）	-	-	-	-	-
K867-4	子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療	-	-	-	-	-
K871	子宮息肉様筋腫摘出術（腟式）	-	-	-	-	-

【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
子宮頚部円錐切除、流産の手術を行っています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0062	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ以上６ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
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【集計条件】
・平成31年4月1日から令和2年3月31日までの退院患者数です。
・「入院後24時間以内に死亡した患者」又は「生後1週間以内に死亡した新生児」は集計の対象から除いています。
・患者数が10未満の場合は「－」で表示しています。

【解説】
小手術は外来で行っておりますが、足底など術後安静が困難な部位では入院加療をしております。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	10	0.13
180010	敗血症	異なる	15	0.20
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	22	0.29
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和元年度 北九州市立八幡 病院指標

令和元年度北九州市立八幡病院指標