平成15年10月から市立八幡病院小児救急センターとして出発しています。 24時間365日、質の高い満足の得られる小児救急医療を提供することが当センターの役割です。「軽症のうちに初期に治療を行い、重症化させないこと」をモットーに夜間診療にも全力をあげています。当センターでは、従来どおり第二夜間休日救患センター小児科と救命救急センター小児科にて、夜間の初期救急医療から高次救急医療を行っています。当直は毎日救命救急センター、第二夜間休日救患センターの両方に1名ずつと、病棟担当1名の計3名で行っております。
小児初期救急医療部門(第二夜間休日急患センター)
診療時間
平日・土曜日 19:30から翌朝7:00
日曜・祭日 9:00から翌朝7:00
一般の病院や診療所が診療を行っていない時間帯に診療を行っているため、多数の患者さん(平均して、平日40~50人、休日100~150人、お正月やGW200~250人)が来院されます。 発熱・咳嗽・鼻汁・喘息・嘔吐・下痢・発疹症・その他気になる症状があるとき、また怪我・やけどなど何でも受診してください。必要があれば、小児科から整形外科や外科、その他の診療科へ紹介を行います。受診された中で入院が必要となる場合には、救命救急センターやその他の施設をご紹介いたします。
小児二次・三次救急医療部門(救急救命センター) では、初期救急医療部門で入院や精査が必要と判断された患者さん、他の医療機関からの紹介で入院や精査が必要な患者さん、けいれん重積・心肺停止・その他重症疾患で救急車で搬送された患者さんなどの高次救急医療を必要とされる患者さんの受け入れを24時間365日体制で行っています。
以上のように、第二夜間休日救患センターと救命救急センター両方の施設を機能的に活用し、子供たちの苦痛やご家族の心配をできるだけ速やかに取り除くことを第一に考慮して対応しています。
就学前の子供さんの入院に関しては、ご家族の付き添いを原則としています。