北九州市立看護専門学校は、1900(明治33)年に開設され、今年で創立119年を迎える歴史と伝統のある学校です。2,600余名の卒業生は、北九州市内を中心に、保健・医療・福祉の場で幅広く活躍しています。
本校では、生命の尊さや尊厳を大事にできる倫理観と、人の痛みや喜びを感じ取れる感性を育てることに力を入れています。人を理解する力、支援するために必要な知識と技術の習得をめざし、主体的に学ぶ看護師を育成してきました。
我が国は少子高齢化が進むなかで、看護師に求められる役割も、より広くより高度なものになっています。皆さんには、人々の「いのち、人生、くらし(=life)」を守る看護師を目指して欲しいと願っています。
昨年度の看護師国家試験において、本校は全員合格という素晴らしい成績を修めることができました。今後も引き続き、教職員一同、全力をあげて看護師を目指す皆さんのサポートをしてまいります。
本年4月、本校は地方独立行政法人北九州市立病院機構が設置し、運営する形態へ移行いたしました。法人化のメリットを活かし、今後はこれまで以上に、北九州市立医療センター、八幡病院との連携を図りながら、魅力ある看護専門学校を作っていきたいと考えています。
看護師を目指す皆さん、本校でともに看護への道を歩んでいきましょう。
2019年4月1日
北九州市立看護専門学校
校長 中西 洋一
生命の尊厳と人間愛を基盤とし、豊かな人間性・創造性を持ち主体的に学ぶ看護の専門職として、社会に貢献できる有能な人材を育成する。
看護に必要な基礎的知識・技術・態度及び主体的に学習する素地を養い、保健医療福祉チームの一員として、社会の変化に対応できる有能な看護の実践者を育成する。